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デインツリー編 2017/8/15~8/17

デインツリー編、その前に。
前回、過去最高のカソワリー写真や動画の撮影ができ、これ以上はないだろうとカソワリーを捨て? 『ツリーカンガルーをデインツリーでどうしたら見れるか』と、ぶうパパは計画を練っていました。
アンソニーさんとメールのやり取りをしてポイントを教えてもらったり、ガイド付きナイトウォークの予約をしたり。
"クーパークリークに架かる橋の上を大きなワニがカソワリーを咥えて歩いていた" というのはフェイクニュース? とかまで聞いていたようです。ホントの話らしいですよ!!

それはさておき、今までカソワリーに注力してきたぶうパパは、木の上の動物を発見できるのでしょうか?。
発見したらぶうママにも教えてね♪
えっ?ぶうママもナイトウォークのメンバーに入ってるって!?
聞いてないよ~(涙)


11:00前 ケーブルフェリー乗り場
大渋滞です(ハイシーズンのこの時間帯に渡るのはお勧めしません)。


1度に20台近く乗れるのに中々進まないと思ったら、地元車やツアーバスは優先乗船。
真ん中の列が優先乗船の列。
次から次に来て追い抜いて乗船していきます。はぁ~・・・。
この感じ、ディズニーランドでファストパスの人を恨めし気に見送るのに似ています(笑)
結局40分以上の足止め。これでディスカバリーセンターに寄っていく時間はなくなりました。
ぶうパパはちょくちょく車から降りては撮影したりプラプラしたり。
早くも蚊に何ヶ所か刺されたみたいです(笑)。

やっとの事で乗船。自分たちの後ろ3台目で止められたので少しは運があったみたいです。
目の前でまた待たされたら泣いちゃいますよ、ホントに。
船上はびっしり。
隣の列を見て、流石にこれはやり過ぎでは?とぶうパパ苦笑
船上は3列駐車。真ん中の列から降りるので地元車が真ん中の列です。
そしてぶう一家の車は、真ん中の列の後ろから2番目(おのぼりさん組としては最前列)
ぶうパパは『ラッキー! 地元車はスピード速いから先が詰まることはないね♪』と。
船を降りるとやはり地元車は飛ばします。苗を積んでるトラックでさえも(笑)。
そのトラックは直ぐ先で左折。
あれ?前の車は既に見えなくなってるね。でも直ぐに前の車に追いつくぶうパパ。
「あ!マスタングじゃん」と撮影(汗)
あの~、地元車が前でも先詰まったんですけど??←ぶうママの心の声。

途中砂利道でカソワリー探しをするものの空振り。
カソワリー捨てたんじゃなかった?
そういうどっちつかずをやっているとどっちも見れないんじゃないの?
「そうなんだよね、今回は中途半端になってどっちも見れなそうな気がする。」
何だかんだ言っても、カソへの想いは捨てきれないようです。

レインフォレストビレッジで初の給油。
本日は『143.9¢/ℓ』 
ポートダグラスはのモービルは『130.9¢/ℓ』だったのでかなりの割高。
(給油中にヒクイドリが見れるかも?との妄想はあっけなく砕かれました)

12:00 チェックイン
「ランチは何時でも食べれるよ」とアンソニーさん。
メールで12:30に予約していましたが、先に昼食にすることに。
「スペシャル席を用意したよ」というアンソニーさんに着いていくと、こちらの席。
前からぶうパパが「ここで食べたい」と言っていた席なので、ぶうパパは大喜び。
ぶうママも昼ならこの席は嬉しい♪ う~ん、この景色、この居心地の良さ!
そして数メートル先ではLace Monitorが日向ぼっこ。

ぶう一家にとっては最高に贅沢なひと時です。
スパークリングワインは相変わらず並々♪
お料理はこちら
Today'sスープは、大好きなマッシュルームスープ♪
色はちょっと・・・ですが、クリーミーでとっても美味しい。
クラブサラダ。
これも美味しいね。グレープフルーツが入っているから、とってもさっぱり。
レストラン内はツアー客で大盛況でした。


部屋(No.22)。
Vickiさんが前回の約束とおりにNEWルームを確保してくれていました。
メールでは部屋を指定せずに予約したので 'サプライズ' です!!
散らかさないうちに撮影です。


部屋と同じくらい広いバスルーム
(広すぎてシャワー中、落ち着かなかったのです。)


カソワリールームと言われる所以は、このベッドルームにある裏口です。
ここのドアを開けると森が見えます。そして、ここはカソワリーの通り道。
これまでに、ぶう一家だけでも2個体のカソがここを歩くのを目撃してます。
夕方と早朝が楽しみだね♪

しか~し、チャンスが直ぐに来るとは思っておらず1回目はやらかしてしまいます。
ドアを開けていたけど荷物整理をしていて気づかなかったのです(滝汗)。
なんと、ぶうパパ一人散歩の帰り、部屋の裏口の直ぐ近くで若鳥(茶色の毛)のヒクイドリに遭遇。ぶうママの直ぐ先にいたんです(>_<)

油断して歩いていて若鳥とは鉢合わせだったそうです。若鳥は直ぐにドドッと逃走。
(逃走の瞬間はカンガルーかと思ったそう)
森の奥で止まり、若鳥がこちらに1度振り向いた後、奥へ消えたそうです。
「ドア開けてたのに何で気づかなかったの~?」と言われちゃいました(>_<)

その後ダメ元で二人で探すも見つからず。
ぶうパパ曰く、「茶色の毛は薄日が差す森の中では判りずらい!」
撮影は失敗していました。
録画ボタンを押してなかった~と(-_-;)

ぶうパパが言うには、その若鳥は前回見た3羽のカソの子より若干小さいくらいで
「前回の子たちが7ヵ月だから6ヵ月位の子かな? だったらなんで親がいないんだろう」
後ほどVickiさんにその疑問を伝えると、
「親から少し離れてる時もあるわよ、親が近くにいるから気を付けて」と言われたそうです。
「う~ん、探している時も親の気配は全く感じなかったんだけどな~」と、ぶうパパは余り納得してないようでした。

蚊がほとんどいない季節なので裏口でぼーっとカソワリーを待ちます。
何種類かの鳥が近くに来て観察できるのも楽しくて、2時間近く過ごしちゃいました。


紅茶を飲みながら熱帯雨林でボーっとしてる時の幸福感ときたら、それはもうMAXっす。

そして、またまた散歩


16:15 ディスカバリーセンター
ぶうパパはディスカバリーセンターのガイドブックに書いてある、デインツリー川以北の森が1.8億歳で、モスマン渓谷・キュランダレンジの森の年齢が6~7万歳というのに納得できず、ピーターさんに質問。

回答は『デインツリー川以南の森は氷河期の最後位に一度リセットされたから』だそうです。
ピーターさんの中では世界太古の森とはデインツリー川以北の森(デインツリーコースト)であって、モスマン渓谷やキュランダレンジは世界太古の森ではない、みたいなことを言ってました。説明してくれたことが、個人的見解かどうかは判りませんが、少なくともディスカバリーセンターのガイドブックに書いてあることは間違っていないようです。
以前、ぶうパパが『モスマン渓谷の森とデインツリーコーストの森ってディープさが違うよね
』って言っていたのは、その事を感じ取ってたってこと? まさかね~?
実際どうなの?と聞いてみると
「森の年齢の違いなんて判んないよ、降水量が違うのかなって思ってた」ですって。
まんまですかい(汗)
※森の年齢は途切れずにその姿を残し続けている期間

園内散策
新たに、美しいと言われているカブトムシ(Rainbow Stag Beetle)が展示されていました。
クイーンズランド州北部やニューギニアに生息してるそうです。

カウベイビーチに寄り道。だ~れもいませんでした。


夕食18:00
アンソニーさんとメールのやり取りをしていた時に、ナイトウォークの時間(20時)に合わせ
て、夕食を18時に予約していてくれたました。
ナイトウォークの予約完了時のメールで「夕食は18時ににbookしておいたよ」と。
アンソニー、あなた仕事出来るねー♪
ただ、この日に『ヘリテージで夕食を食べる』とは一言も言ってなかったんですけどね(爆)
ナイトウォークがあるので軽めにと、アントレとメインをシェア。


デザートは大好きなこちら。
サックサクのメレンゲがアクセントになってるよね♪
19:15 ごちそうさまでした。さて、準備をしなくちゃ・・・。


20:00 ガイド付きナイトウォーク
ツアー案内役はボニーさんというとても優しいおばちゃん。服装は本格的な探検隊です。
まずはステーション(テント屋根の建物)で過去のナイトウォークで見つけた生き物をタブレットを使って説明。
説明が終わるといよいよナイトウォークスタート。
ぶう一家の持参したライトより明るいライトを貸し出されました。
コースはヘリテージロッジ内のwalking track。3人で明るいライトで照らしながら森を歩くので全然怖くない!
ぶうパパは2つライト使ってるし!!
丹念にポイントポイントの木を見ていきますが、動物は見つかりません(涙)
「そう簡単に見つけらても、俺の立つ瀬がないんだけどね」と何故か安堵の?ぶうパパ。
ボニーさんの探し方は、ぶうパパの探し方とほぼ同じだそうです。
動物が見つからないまま川へ。
(ラットカンガルーやバンディクートはいましたが)

カエル発見!!
乾季でも川辺の草木にはいるんですね。








「これは参考になった!」byぶうパパ
バッタもいちお撮影(笑)
ヤビー!!
今までこの川(Cooper Creek)でヤビーを見たことがなかったから結構嬉しい♪

後半も動物が見つからず、21時を過ぎてもさらに奥へ。
ノブタが荒らした跡(撮影は翌朝)。
「ノブタは凄く危険。カソワリーよりずっと危険だから見たら直ぐに逃げて。カソワリーも殺されちゃうんだから!」と言われました。
誰だったっけ?以前ダッシュして追っかけたの(滝汗)。

結局終了予定時刻を30分過ぎても、お目当ての動物は見つからず終了。
でも色々学べてとっても楽しかった。英語をいつもより話せたのも良かったなー。
ボニーさんは優しいから、ぶう一家の出来ない英語を一生懸命聞いてくれるんです♪
ストライプドポッサムが好むホワイトベリーの実がなってる木も教えていただきましたし。

別れ際、「あななたち明日の夜は時間ある? もし時間があればMarrjaに行かない? あそこなら絶対見れるから!」
ぶうパパには願ったり叶ったりらしく『行こうよ、行こうよー』とぶうママを説得。
レストランでのんびりもしたかったけど、今日のナイトウォークが楽しかったので『OK』。
「ボニーさん、ぜひMarrjaに連れてって!」
と言う事で、明日はMarrjaでナイトウォーク!!
※ぶうママが、ツリーカンガルーやストライプドポッサムを見たい見たいと言い過ぎたのか、気を遣ってくれたようです。


8/16
ぶうパパ一人朝ドライブでMarrjaへ。今朝の気温は17℃







収穫ゼロで帰宅。
「Marrjaに行ったの、やっぱ失敗だったな~、ジンダルバだったな~」
いいえ、逆に行っていたとしてもきっと同じようなことを言います!

7:45 朝食
席を案内される時に女性スタッフから、
「今晩ボニーとMarrjaに行くんですって?素敵ー♪」と声を掛けられました。
伝わるの早!(笑)
そんなにMarrjaのナイトーウォークっていいのかなー? ストライプドポッサムに期待しちゃうな。
「いや、見れないに80%! 森の木はこことそんなに変わらないように見えたし、Marrjaで簡単に見れるなら、ここでの一人ナイトウォークで何回か見れてるはずだもん」
えっ? 昨日はあんなに浮かれてたじゃない。
「昨日はテンション上がってたし・・・、ただ見れる見れないに関わらず夜のMarrjaに行ってみたいってのはあったよ。あと夜のジンダルバも。」
いつもと同じ朝食が落ち着くね。手作りジャムは必須!

食後は散歩したり
部屋や裏庭でヒクイドリを待ったり




10:15 ジンダルバボードウォークを軽く散歩
その足でディスカバリーセンター。
オンシーズンなので凄く混んでいます。
駐車場は全然足りないので向かいの砂利道に駐車。昨日は16時過ぎでも結構人がいたものね。
人が多くて園内は一通り歩いただけ(涙)。
なんか人が多いとガヤガヤ&俗っぽい感じがして、今日のディスカバリーセンターだとあんまり来たくないかな。
ツリーカンガルーが居そうな木をチェック出来たのは収穫?


12:10 Mason's Cafe


名物バーガーはクロコ、カンガルー、ラクダ、ヘビ、バッファロー、エミュー。
無難にバッファローバーガー($16.95)。パテが150gと分厚い!
パテは注文を受けてから焼くので時間が掛かります。40分近く待ちました。
味ですがなかなかイケてます。BBQソースが濃い味なので水牛の臭みを感じないのかな?
※いろいろなお肉が試せるテイスティングプレート(60gパテX3)が良いかもしれませんね。
アルコールは隣のボトルショップで
今日も波があるのでそれほど綺麗ではありませんでした。
ビーチ直ぐ手前から簡単にアクセスできるKulkiボードウォーク。
ボードウォークと言ってもたった150mですが・・・。


ただ、展望台は一見の価値ありです。



ココナッツビーチ(Myall beachの南)にも寄り道。ここは初。
いいビーチですが、波が高くて砂巻いっちゃってます。
ここにあったロッジが潰れてなければ、泊ったと思うんですけどね。ビーチ前のレストランも凄く素敵だっただけに残念です。

部屋に戻ったらカソワリー待ち。
その後はディスカバリーセンターに行ったりドライブしたり。
フルーツスタンドに寄ってみました。
ココナッツはお金を出してまでは買わないですよね。
もう1つのフルーツスタンド。
ぶうパパはライムが欲しかったみたいですが、却下です!
そういえば、2ヶ所とも車で何十回と通り過ぎていましたが、降りると感じが全く違うんです。田舎めいた感じが何とも良い感じで。ディープ過ぎず・切り開かれ過ぎず。
こんなデインツリーコーストも好きだな~。

18:00夕食


ナイトウォークがあるから1杯だけ
メインからレッドエンペラー
まわりはカリッと身はふんわりジューシー。ハーブ入りのバターソースが合うね。付け合わせの小芋も美味しい。
小さいブロッコリーも大好き。
定番のシュリンプ&チキンのカレー
いつもよりスープっぽい感じですが味はいつものとおり。スープっぽいのでいっぱい食べられる~♡
毎回思いますが、こんな辺境の地でこんな美味しい物が食べられるってスゴイ♪


夕食を早めに済ませて部屋に。
19:30、ピンポ~ンとチャイムが鳴ります。誰だろうこんな時間に。
ボニーさんでした(滝汗)
え?30分も早い!! 逆オージータイム(爆)
部屋に入ってもらって、その間に急いで支度。ある程度支度しておいて良かった。

Marrjaにはボニーさんの車で行くことになっていたのですが、ぶうパパが『自分が運転しましょうか?』と言って、我が家のレンタカーで行くことに。
「英語は喋れないけど、運転は得意なんです!」がボニーさんに大うけ。
ぶうママには何も面白くないのですが、英語を喋れない人のタドタドしさというか、変な間?みたいなのが、ギャグ風に聞こえるんでしょうか?

ヘリテージ近くの道はゆ~っくり走りながら、脇の森にライトを当てて探しますが発見できず。なるほど~、こういう探し方もあるんだね。ディンゴが時々出没するという場所も教えて頂きました。

Marrjaの駐車場に車を止め降りると。『ギクっ!』何かぼんやり光ってる!
何の灯り?と思ったら、車の横でキャンプしてる人たちが。こんな真っ暗な所で?
何だか危ない感じでちょっと怖い(汗)。

ボニーさんが彼らに声を掛けます。
「何処から来たの?キャンプ?良いわね~、何か動物見れた?、こっちは今からナイトウォークよ」
ちょっと無言の後、
「・・・・・・・、頑張れ」
車もオンボロのバンで、やっぱり何か危ない感じ。だからこちらから声をかけたのかな?地元アピールが重要みたい。ボニーさんは探検隊みたいなカッコしているから地元ってわかるけど(爆)

ぶうパパが一人でジンダルバやMarrjaに一人ナイトウォークに行かない理由の1つがコレみたいです。「絡まれるのも面倒だけど、散策中に車を盗まれたり、壊されたりしてたらシャレにならないでしょ?」と。
もう1つが、「大型カンガルーとかの飛び出し接触事故での車の破損」だそうです。


ボードウォークの入口付近辺に期待していましたが、見つからず。
偶に何かガサゴソしたりしますが、それは木の下のラットカンガルー(汗)
遠くからヘリテージロッジでは聞いたことのない響き渡る獣?の声が不気味です。
これもナイトウォークの醍醐味なんだそうですが(>_<)

その後もじっくり探しますが、何も発見できないままマングローブエリアへ。
マングローブがある所で生き物を色々発見するボニーさん。
ナマズ、バラマンディ、
マッドクラブ等々。
マッドクラブは見たいと思っていたので小さくてもとっても嬉しい♪
バラマンディは光を当てると目が赤に光って不気味でした。
そして初の木の上の動物!
basket fernから出て来ました。Giant White-tailed Ratです!!
「見て見て!」とボニーさん大興奮!
「バスケットファーンには小動物が住んでることが時々あるのよ!」
「可愛いわね~♪」
うん、確かに可愛い。
ぶうパパはボソッと、「タラビーチロッジで見たんだけど・・・」
そういう事言わない!

その後はまた何も見つからないまま時間が過ぎます。
でも、ボニーさんが木の説明をしてくれたりして会話があるので退屈はしません。
↑ほんとはここにストライプドポッサムがいる予定だった(爆)


!?、後ろから光が近づいてきます。『なに? なに?』
先程の2人でした。
今度は向こうから話しかけてきます。

※以下、英語が出来ないぶうママの意訳。かなり生意気な口の利き方でした。
変人:「いたいた、あのさー、ワニって何処にいんだよ、看板はハッタリかよ」
ボニー:「その辺の川にウヨウヨいるわよ、危ないから夜探すのはダメよ」
変人:「ホントかよ? 全然見つからなかったぜ。」
変人:「カソワリーってのも探してんだけど見つかんねー、どの辺にいんだ?」
ボニー:「夜は歩かないわよ、探すなら朝がチャンスね」
変人:「ちぇっ、なんだよ・・・まあいいや、ありがとよ」

彼らが立ち去った後、ボニーさんは身振り手振りを交え、
「奴ら頭おかしいのよ! ああいうのは真面に相手したらダメなの」と、かなりご立腹なご様子でした。

その後は何もなく時間は既に21:30。
ボニーさん、一生懸命頑張ってくれたんですが、ツリーカンガルー・ストライプドポッサムは見れませんでした。
でも、今日もとっても楽しかった。ボニーさんの人柄によるところが大きいのかな?
夜のマングローブが意外に楽しかったのは収穫でした。
※注:夜のワニは活発で危険ですので、夜のガイド無しマングローブ散策はおやめ下さい。

ロッジに着いたらボニーさんとはお別れ。ちょっと寂しいな。
「ボニー、ホントにありがとう!! とっても楽しかった。またね♪」
「〇〇、あなたみたいな腕のいいドライバーは初めてよ! 今度一緒に組まない?」と最後まで陽気なボニーさんでした。
「お休みなさい♪」

PS「今度、釣りに行こうよ」と誘われちゃったけど、どうしよう(汗)。


8/17
5:50 ぶうパパはアンソニーさんに教えてもらったツリーカンガルーポイントへ。
方向が同じ2つのポイントに絞って粘り強く探したそうですが空振り。



ディスカバリーセンターと道の境の目を付けていた大木も空振り。

部屋に戻る途中の砂利道を走っている時、左の林の中から茶色の動物が轢かれるタイミングで飛び出し!!
「うわっ!!!」とぶうパパは急ブレーキ。
その動物はひかれる事なく、車の数十センチ先を通り過ぎ右の森へ。

飛び出してきた瞬間はディンゴ?って思ったらしいですが、車の前でカソワリーの若鳥って判ったそうです。
「ブレーキ踏んでなかったら完全にひいてたね」
「何であたるタイミングで飛び出すかな~。車のライトに驚いたのかな?」
このカソは昨日の若鳥で、親や兄弟(姉妹)はやはり見当たらず。
まだ独り立ちする年齢じゃないはずだけど、頑張って生き抜いて欲しいね。byぶうパパ。


その頃ぶうママはお留守番。
ベットに寝そべりながら裏口ドアの先のカソワリーを待つ役目を担っていました。
でも、見張るのはめんどくさくて、ドアは閉めたままベッドでゴロ~ン(笑)
7時頃に裏口の辺りで鳴いていたOrange-footed Scrubfowlの声が急に聞こえなくなりました。それから少しして『ブッブッ』という声のような音が微かに聞こえてきます。
この音はカソワリーの鳴き声とは思っておらず、『なんだろうな~』と軽い気持ちでドアを開けると、
「・・・・・・・(滝汗)」
6~7m先に黒いブツ!!
そうです、カソワリーの後ろ半分(前の部分は木に隠れて)。
一人じゃ怖くて、『見なかったことにしよう』と直ぐさまドアを閉めます。
「怖かった~」

う~、でも見たい気持ちも沸々と。
決心してカメラを手に取り恐る恐る再びドアを開けます。
今度は全体が見えました。嬉しさと怖さが入り混じったドキドキ感。←ぶうパパの高揚感ってこういうの?
ゆ~っくり距離を詰めるもカソワリーに気づかれます!
しまったー・・・(滝汗)。

あれ?でもぶうママを全然気にも留めない様子。
とゆうことで写真をパシャリ?・・・あれ?シャッターが切れない!!
何度押しても切れない!! NOoooooo~!!
こんな絶好の場面で??!!
昨日からカメラの調子が良くなかったけど、こんな時に1枚も写れないなんて(>_<)

あ、カソワリーがゆっくり動き出した。
ん?親の前で何かが動いたような・・・。あっ!ヒナが1羽。凄い凄い。
ヒナは直ぐに見えなくなってしまいましたが、親は悠々と地面に落ちている実を食べています。
それにしてもぶうパパは肝心な時に居ないんだから(怒)
とその時、車の音が!
ぶうパパが帰ってきたんだ。
呼びに行こうか?、ここで待とうか? カソワリーを見失いたくなかったので待つことに。
音がしてから1~2分後にドアが開いてぶうパパが。『こっちこっち』と手招きします。
ぶうママが部屋に居なくてカメラを持っている姿を見て、カソがいるなとピンときたらしく、ぶうパパはそ~っとこちらに。
ぶうパパのハンディカムで撮影してもらうことに。
でも森の中で木も多く、まだ早朝で薄暗いので上手く撮影出来ないらしい。

さらに距離を詰めることに。
5m程まで近づくと、カソワリーは避けるようにトレイルの階段を下り始めます。
その姿が不恰好で(笑)
足を交互に下るのでなく、常に右足から下の段に『ヘコ、ヘコ』と(笑)
階段から逸れると歩むスピードはだんだん早くなりいつものカソの姿に。
そして、ついに走り出し逃走。森の奥へ。

ん~、あんまり上手く撮れなかったな~。目ではバッチリ見えてたんだけど。
割と大き目の雄だったよね?
鶏冠の形が今まで見た事のないやつだった気もするけど距離が少しあるのと、角度がちょっと違うだけで鶏冠の見え方が変わるから何とも言えないな。byぶうパパ
[動画からの静止画]





それから10分ほど後。
ダメ元で先ほどの森の奥に行こうと階段を降り、先に進もうとしていたら、なんと川(Cooper Creek)にカソワリーがいるではないですか。←ぶうママが発見!!
そしてヒナが2羽です。しかも小さい!! そうか~、2羽いたんだ。
今までに見たヒナで2番目の小ささ。遠目で見てもストライプの入った'ウリ坊'は可愛い♪
小さいとなおさらです。

映像に収めようと歩みを進めたその瞬間、ヒナたちは反対の岸に逃走(汗)。
『やっちゃった~』、不用意に近づきすぎた!! 親も後を追うように逃走。
でもどうして? 15m位距離があるんだけど。ぶうパパの白の服が目立っていけなかったのかな??

ぶうパパは映像に収められなかったのも残念だけど、ヒナたちを驚かせて生活を邪魔してしまったのに悔いが残るんだそうです。
でも、ぶうママは『川を泳ぐヒナたちが可愛い』って。カルガモのヒナみたいに上手に泳ぐんです。もしかしたら私の方がゲンキン?って思ったら、ぶうパパも『泳ぐ姿は可愛かったね』と(汗)

そう言えば前回、「裏口を開けたらカソワリーがいるわよ」とVickiさんが言ってましたが、体験できてちょっとホッとしてます。ぶう一家のことを凄く気に掛けて下さるので。

追記1:Vickiさんに今朝の出来事を話すととっても喜んでくれて、直ぐに他のスタッフにも伝わり、「ヒナも2羽見たんだって?、カソワリールーム凄いでしょ」と盛り上がりました。
NEWルームは自称ではなく『公認のカソワリールーム』なのです!
餌付けなしで『ドアを開けたらカソワリー』ってホントに凄いと思いますよ。

追記2:ぶうパパはVickiさんに「You are Cassowary King」とカソワリーキングの称号を頂きました。あれー?、でも今日のカソ親子はぶうママが先に見つけたんだけど。


8:00 朝食
泊まりツアーの団体さんがチェックアウトしているので静かです。
ゆっくりできるね。



「今日、ヒクイドリ親子が見れたのは、彼らとぶうパパが森を歩いていなかったから?」
ふと思ってぶうパパに聞いてみると、
「そうかも、今まで森を散歩して遠ざけてたのかも・・・(>_<)」
ちょっと反省のぶうパパです。
「でもね、デインツリーの森を歩かずにはいられないんだよ(^.^)」
反省してないのか・・・。

食後は軽く散歩して部屋へ



はあ、もうちょっとでチェックアウトか(涙)
ドアを開けたらカソワリー、凄い体験だったな~。



10:00前 チェックアウト

そしてディスカバリーセンターへ
結局カソワリー探し(笑)。見つからなくても散歩が楽しいのでOK。


本日はカラフルなのがたくさんありますが、
こちらにしました。
ケールまで入ってるんですね。体にいいかも?
食後はギャラリーを覗いたり、散歩したり。
ここも稀にカソワリーが現れるみたいですよ。


デインツリーの〆はジンダルバ。




12:15 ポートダグラスに向け出発! シェラトンミラージュ編に続きます。